私を4度驚かせたブランド『Chocolataria Equador』
ちょっと遅いクリスマスプレゼント♪と言って渡されたのは2枚のチョコレートでした。
「このポートワインのガナッシュが美味しいんだから!」と。
ポルトガルのチョコレート・・・ねえ。
1)開けようとして「びっくり」
なんとそのチョコレートの美しい包み紙は、セロハンテープで留めてあったんです。
そして、中から家庭用のクッキングホイルに包まれたチョコレートが。
これって、輸入品じゃないの?こんな包みありえない・・・
いや、待てよ。これは、本当に数少ない「手作りチョコレート」に違いない。
私は学生時代横浜で「手作りチョコレート」を作るシェフの元でアルバイトをしていて、いつも見ていたから知っています。このチョコレートは、機械が作ったものとは明らかに違っていました。
2)食べて「びっくり」
最近流行りのDark Chocolate・・・本当はちょっと苦手なんです。「どこどこ産のカカオを使っていて~」どうのこうの。
「美味しいのか?美味しくないのか?今私の気分にマッチしているのか?」私にとって大切なもんだから。
この『Chocolataria Equador』の「Dark Chocolate with Port Wine Ganache」は見事な美味しさでした。(すみません。個人の感想です。)
「美味しいね♪ カカオの味と香りがちゃんとして、ポートワインのガナッシュとのバランスが素敵! 」
カカオの刺激にやられながら、半分もガブガブ食べてしまいました。
3)『Chocolataria Equador』を調べて、また「びっくり」
チョコレートには、ショップカードが添えてありました。
「c7h8n402.com」チョコレートのセレクトショップさんのようです。
新しく渋谷にできた「渋谷スクランブルスクエア1階東急フードショーエッジ」にもお店があるみたい。
しかし、チョコレートと言えば「スイス」「フランス」とかじゃないの? と思って調べていくと、元々1500年代のスペインでチョコレートは広まり・・・あ、このころはポルトガルとスペインは一つの国だから、ポルトガルに老舗チョコレート店があるのは当たり前なんですね・・・知らなかった。
『Chocolataria Equador』のWebサイトには、美しいお店の様子が動画で!パッケージも可愛くてお訪ねしたくなりました。
https://www.cacaoequador.pt/pt/descobrir/marca/quem-somos/
私は個人的に16世紀のスペイン・ポルトガル、そしてイタリアに興味を持っていて。特にローマはバチカンがあり、イエズス会の本拠地でもあるので旅行に出かけます。
しかし、ポルトガルには行ったことがありません。リスボンは、是非行ってみたいと思っていましたが、「ポルトガルって・・・今はヨーロッパの田舎って感じの素朴なところ・・・なの」みたいな勝手な想像で。
『Chocolataria Equador』のサイトは、見事に私の思い込みを打ち砕き、ポルトガルへの想いを熱くさせてくれたのです。きっと、近いうちに行きます!
そして、そのサイトにはブランドのミッションが書いてありました。(翻訳を読みました💦)
カカオと言えば、昔から生産者の強制労働、児童労働が問題になっており・・・暗い側面もあったと思います。最近はフェアトレードも増えて来て、安心てチョコレートを食べられるようになったと思います。
この『Chocolataria Equaror』のチョコレートも2009年設立のブランドで、カカオの植え付けからチョコレートの加工まで一貫してブランドが関与し、チョコレートの闇に真っ向から対峙する崇高な姿勢を打ち出しています。
たかがチョコレート、たかがお菓子?と思われますか?
私は、午後の日差しの入るリビングルームでミルクティをいれながら、この「すごい」チョコレートを味わう喜びに浸っています。(今日久しぶりに仕事が休みだったので♡)
4)値段を知ってまた「びっくり」
この「Dark Chocolate with Port WIne Ganache」は100gほどの板チョコですが、なんと1枚2,000円近くします!
チョコレートが1枚2,000円・・・3時のおやつに毎日って訳にはいかなそうですね。
しかし・・・また一口かじってみると・・・深い喜びが沸き上がってきます。
誰かを感動させる「ブランド」の凄さを感じました。
2,000円?安いですね。ここから広がる世界の豊かさを考えたら。
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全日空でリスボンに行くにはフランクフルト、ミュンヘン、ロンドン経由が良いみたいだけど・・・春『ミラノブライダルウィーク』に合わせて行きたいな~♪なんて。
年末年始は、仕事と旅行を兼ねたヨーロッパ行の計画を立てたいです。